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放射能、放射性物質、放射線の違い|放射能大辞典 |
放射能、放射性物質、放射線の違い|放射能大辞典東京電力㈱福島第一原子力発電所の事故以来、放射能に関する用語である放射能、放射性物質、放射線などがニュースなどでよく出てきますが、放射能、放射性物質、放射線の違いが皆さんはわかっていますか?ここでは、ニュースなので出てくる放射能、放射性物質、放射線の違いを解説しています。放射能、放射性物質、放射線の違いを調べる為に色々なHPを巡回していましたら、本家本元の東京電力㈱さんのHPにたどりつきました。東京電力㈱さんのHPでは、放射能、放射性物質、放射線の違いを以下の様に説明しています。放射能と放射性物質と放射線の違いを説明する前に、私たちがいる身近な物も全ての物が原子でできています。そして、私たちの身体も原子の集まりで成り立っています。私たちや私たちの身近にある物すべての原子には水素や酸素など、いろいろな種類のものがありますが、大部分は安定した性質で、圧力を加えても、熱しても化学反応を起こしても、他の原子に変わることはありません。しかし、原子の中でもごく一部のものは不安定な性質をもっており、エネルギーを放出して安定した別の原子に変わろうとします。これを原子核崩壊と呼びます。このとき出るエネルギーのことを「放射線」と呼び、放射線を出す物質のことを「放射性物質」といいます。「放射能」とは、原子核が崩壊して放射線を出す能力を意味する言葉で、数量的には1秒間当たりに崩壊する原子の数で示されます。 と東京電力㈱さんでは、放射能と放射性物質と放射線の違いについて説明しています。 |
さらに放射能、放射性物質、放射線を解説放射能と放射性物質と放射線の違いを少しわかりやすく説明したいと思います。放射能と放射性物質と放射線を説明する際に、よく電球や太陽の話が出てきます。太陽を例に放射能や放射線や放射性物質を例えると以下のとおりになります。太陽光線(光) = 放射線( 電磁波 や 粒子線 ) 太陽そのもの(太陽) = 放射性物質(ウランやプルトニウム) 光を出す能力 = 放射能 要するに 放射能とは、ある特定のエネルギーを発する能力をいい、その特定のエネルギーを出すことができる物質を放射性物質、特定のエネルギー自体を放射線といいます。 太陽の例えで放射能や放射線、放射性物質の説明の続きですが、太陽にも限りがあるのと同じように放射性物質が出す能力である放射能も年々弱くなり、出ている放射線が減ります。今回の東京電力㈱福島第一原子力発電所で漏れ出した放射性物質の中でセシウムという物質は、長期にわたり放射性線を出すことができる物質です。なので放射性物質が漏れ出した事故以降、『事故の起きたところから、できるだけ離れた方がよい』と言われたのはこのためです。 但し、放射線は宇宙からこの地球上に降り注いでおり、また地球上にも放射線を出すことができる放射性物質は地球に存在しています。ヒトの長い歴史のい中で放射能を持つ物質(放射性物質)から出る放射線を受け続けており適応能力があります。それは、人が受ける放射線が非常に微量である事の話であり、今回の東京電力㈱福島第一原子力発電所で使用している人工的に放射能を高め放射性物質には適応能力はありません。 その為、東京電力㈱福島第一原子力発電所から漏れ出した放射性物質について監視をしなければならなくなり、人体に影響を与える放射線の能力が放射性物質を誤って体内に取り込み、被ばくし続ける内部被ばくを避けなければなりません。そして厄介なのは、この人体に悪影響がある放射線の能力が消えるまでの期間(半減期といいます)が非常に長く、今後ずっと放射能に対して恐怖心を持たなければなりません。 |
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