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放射能(放射線)が健康に与える影響と食品検査|放射能大辞典

放射能(放射線)が健康に与える影響と食品検査|放射能大辞典

放射能大辞典では、東京電力福島電力発電所の事故により原子炉で使われていた高濃度の放射性物質が飛散し、放射性物質が様々な食品を汚染している問題を取り上げています。放射能とは放射線を放出する性質をいい、放射能を持つ物質は自然界にあります。しかし、自然界にある放射性物質が放つ放射線量は非常に微量であり人体に対する影響は少ないと言われています。しかし、今回の事故みたいな人工的に作られた高濃度の放射性物質が大量に飛散し、放射性物質に汚染された食品を摂取し続ける事で発生する内部被ばくはガンなどのリスクと言われています。食品が放射性物質に汚染され、私たちが食べる食品や飲料の一部から高いレベルの放射線が放たれている問題に対し、政府は一定のガイドラインの策定し、2012年4月には今までより厳しい放射線量の基準値を策定し放射能検査を実施しました。政府も安全で安心できる食料供給に努めていますが、国民の放射能汚染に対する不安は募るばかりだと思います。ここのサイトでは、放射性物質による汚染と放射線が人体に及ぼす影響について詳しく説明をし、放射能汚染や放射線の最新情報をお届けしています。

放射能と放射線

放射線は物質を透過する力を持った光線に似たもので、アルファ(α)線、ベータ(β)線、ガンマ(γ)線、中性子線などがあります。放射線は種類によって物を通り抜ける力が違いますが、それぞれ異なる物質で遮ることができます。放射線を出す能力を「放射能」といい、この能力をもった物質のことを「放射性物質」といいます。このことを懐中電灯に例えると、光が放射線、懐中電灯が放射性物質、光を出す能力が放射能にあたります。
 

放射線の種類と性質

放射線とは、科学的にいうと、高いエネルギーをもち高速で飛ぶ粒子(粒子線)と、高いエネルギーをもつ短い波長の電磁波の総称です。この中でアルファ線(α線)、ベータ線(β線)、ガンマ線(γ線)、X線、中性子線が主な放射線です。アルファ線、ベータ線、中性子線は粒子、ガンマ線とX線は電磁波です。

放射線の種類と透過力

放射線はものを突き抜ける能力を持っていますが、放射線の種類によって透過する力は異なります。

アルファ線

α線はα粒子の流れのことです。α粒子は2つの陽子と2つの中性子でできています。粒子からできているので粒子線ともよばれます。α粒子は他の放射線よりも重く、ゆっくり動くので、電離させる力が大きいです(つまり、破壊力が大きいということです)。大きく、スピードが遅く、反応性が高いために、この粒子は遠くに届くことができません。空気中ではせいぜい数センチしか届きませんし、皮膚にあたると1/10 mm以下しか動けません。つまり、この放射線は紙1枚、あるいは我々の表皮を構成する死んだ細胞で簡単に止められるということです。しかし、遠くへは届かないものの、α線は移動できる短い距離の間では、他の種類の放射線よりももっと大きな傷害を引き起こすのです。α粒子の透過性が低いということは、その放出源が体外にあれば特に危険ではないということです。しかし、もし食べたり、吸い込まれたりして体内に取り込まれると、α粒子は細胞近くまで接近する、もしくは中にまで入り込んでしまい、大きなダメージを与えうるのです

ベータ線

β線もα線と同じように、β粒子の流れのことです。β粒子の正体は、原子の核から放出された非常に速く動く電子です。これは中性子が陽子になる「β崩壊」という現象の際に起こります。β粒子は速く、たくさんのエネルギーを持っています(といっても、エネルギー値にはかなり幅がありますが)。β粒子はα粒子より電離させる力が弱く、α粒子よりは傷害を与えることはありません。しかし、α粒子より深くまで物質を透過することができます。β粒子は、空気中ではm単位で、皮膚でもmm単位で進むことができます。つまり、β粒子を放出する同位体が近くにあると、皮膚にダメージを受けることもあるのです。もちろん、摂取されれば、内臓への影響も考えられます。

ガンマ線やX線

粒子で構成されるα粒子、β粒子と違い、γ線は電波、マイクロ波、可視光などの仲間の電磁波です。γ線はX線に似ていて、エネルギーを多く持ち、プラスチック、肉体、そしてスチールまでも簡単に透過してしまいます。実際、γ線を防ぐためには、厚い鉛の板が必要です。このため、γ線を放出する放射性同位体は、摂取されずとも体内の組織にまで影響を及ぼします。す。

中性子線

中性子線は、γ線のように透過力が強い。中性子の質量は陽子とほぼ同じで、α線のヘリウム原子核よりは小さいが、β線の電子よりは大きい。その双方と最も大きな違いは、中性子は電荷を持たないことである。このためクーロン斥力が発生せず、原子核と衝突した時に吸収されやすい。中性子を吸収することを中性子捕獲といい、中性子捕獲をするとその分、質量数が増える。結果、不安定な中性子過剰核が生じると短時間で崩壊をし、安定核になるまでα崩壊やβ崩壊、中性子放射、あるいは自発核分裂などの崩壊を繰り返すため、その原子核は放射線源化することになる。このため、同じ線量であればγ線よりも中性子線の方が危険だとされる。


放射線の単位

放射線の単位には、放射能を出すほうに注目した単位と、放射線を受けた方に注目した単位の2つに大きく分けられます。代表的な単位である「ベクレル」は出す方に、「シーベルト」は受けるほうに注目した単位です。

放射能を測る単位「ベクレル」(Bq)

放射線を出す能力、つまり放射能を表す単位です。放射線は放射性物質が壊れることによって放出されますが、「ベクレル」は、1秒間に放射性物質が壊れる(崩壊)数を表します。例えば、1秒間に1回、原子核が壊れる放射性物質ならば、「1ベクレルの放射能がある」ということになります。ベクレルは、放射線を発見した科学者のアンリ・ベクレル(仏の物理学者:1852~1908年)からとった名前です。

人体への影響を測る単位「Sv(シーベルト)」

「シーベルト」は人体への影響を表す単位です。人体への影響は放射線の種類や放射線を受けた個所によって異なります。これを考慮して、一つの単位で影響の程度を表せるようにつくった単位が、「シーベルト」です。放射線防護の研究で功績のあったロルフ・マキシミリアン・シーベルト(スウェーデンの物理学者:1896~1966年)にちなんだ名前です。放射線を受けることを「被ばく」といい、受けた放射線の量を「線量」あるいは「被ばく線量」といいます。「シーベルト」は、この「被ばく線量」の単位ということになります。被ばく線量が同じならば、人体への影響も同じとみなすことができます。低い放射線量のときは、シーベルトの1000分の1の「mSv(ミリシーベルト)」を使います。

放射能と放射線

放射線の規制値

政府の対応

放射能と放射線について 放射能とは、原子核が放射線を放出して、より安定な原子核へと自発的に壊変する性質です。放射線は、放射能物質から放出されている粒子や電磁波のことです。この放射線を大量に長期間浴びる事でガンのリスクが高くなります。放射性物質を体内に取り込み放射線を受け続ける内部被ばくは非常に危険と言われています。
放射能汚染による放射線規制値 放射能で恐ろしいのは、食品などと一緒に放射性物質を取り込み、放射性物質を体内蓄積さ状態で放射線を体内から受け続ける内部被ばくと言われます。内部被ばくによりガンなどのリスクが高くなる事がわかっております。一生食べるものだから厚生労働省では食品中の放射線量を測定し基準値を定めております。 政府発表の放射能汚染に関する最新情報 放射性物質による食品への汚染に対し、厚生労働省では諮問機関でもある食品安全委員会で放射性物質の汚染による健康被害を科学的に検証してきました。放射能物質が人体に与える影響は放射線量で決まり放射線量を測定する事で安全であるか判断ができます。
     

放射線量測定

放射線に対する
食の安心安全

放射能に関する
最新の情報や記事

セシウムやヨウ素の放射能検査・放射線検査 放射性物質による汚染度合いの検査は、食品中から出る放射線量で測定する事ができます。厚生労働省が定めた食品の放射能に対する基準も放射線量になります。放射線量を測定する方法はいくつかあります。その方法によって検出する事ができる放射線量放射線量を検出する放射能検査の仕組みについて簡単に説明してあります。 セシウムやヨウ素安心安全 政府は、食品が放射性物質による汚染を受けて食品中から放出される放射線量を厳しい水準に引き上げてきました。しかし、放射能は見えなく健康被害が出るまで長い年月がかかり事など非常に不安いる人は多いかと思います。今回の福島原子力発電所の事故でも消費者にどお食品の安心安全をアピールするか議論になっております。  放射能に関する最新の情報や記事 放射能に関する最新の情報を発信しています。放射能に対する政府の対応ならびに放射性物質による食品への汚染、汚染された食品から放たれる放射線量の情報を提供しています。
             

放射能大辞典


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